警視庁と千葉県警の合同捜査本部は11日、職業安定法違反の疑いで、違法スカウトグループ「ナチュラル」の幹部、榎本悠人容疑者(35)=東京都練馬区練馬=を逮捕した。運営を統括する立場だったとみられ、警視庁暴力団対策課は認否を明らかにしていない。 暴対課によると、榎本容疑者はグループトップの小畑寛昭被告(41)=職安法違反罪で起訴=の最側近とされる。4月に指名手配されていたが、11日に大阪・梅田のパチンコ店で発見された。 逮捕容疑は、令和5年9~11月ごろ、不特定多数の男性客に性的サービスをする業務に就かせることを知りながら、20代の女性を群馬県高崎市のデリバリーヘルス(派遣型風俗店)に紹介したとしている。 ナチュラルは、警察当局が総力を挙げて取り締まりを進める匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)で、全国で1500人程度が在籍するピラミッド型の組織。風俗店に女性を斡旋(あっせん)して店側から紹介料などを得て、1年間で約45億円を稼いでいたとされる。