今年4月、面識のある10代の少年を、詐欺の受け子役として闇バイトに勧誘した疑いで、男2人が逮捕されました。トクリュウ事件のリクルーター役とみられていて、匿名性の高いメッセージアプリを使い、隠語とみられる言葉を用いながら、少年を犯罪に勧誘していたということです。 職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれも神奈川県に住む指定暴力団住吉会系組員、立石 慈朗 容疑者(25)と、とび職でブラジル国籍のガブリエル ライアンオオシロ容疑者(20)です。 警察によりますと2人は今年4月、仲間と共謀し、面識のあった10代の少年に「うまくいけば1週間で50から100万は稼げる」「一発逆転の仕事」などとSNSでメッセージを送り、詐欺の受け子役に勧誘した疑いがもたれています。 逮捕のきっかけは5月、強盗の準備をした疑いで出水市にいた男らが逮捕され、その後不起訴処分となった事件。警察が男らのスマートフォンなどを押収し、調べを進めていく中で今回の事件が発覚しました。 2人はトクリュウ事件のリクルーター役として、匿名性の高いメッセージアプリを使い、詐欺の隠語とみられる『S』といった言葉を用いて、闇バイトに勧誘していたとみられています。 警察は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていませんが、出水市の事件との関連性や指示役の有無など、事件の全容解明を急いでいます。 立石容疑者は、別の少年に対する同様の職業安定法違反事件で12日に再逮捕されています。