一度だまされた相手を再びだます悪質な手口です。 去年7月、70代の男性から現金600万円をだまし取ったとして、本籍が北海道旭川市の男(55)が、今月10日に逮捕されました。 被害に遭った男性は、男らの詐欺グループに"ある連絡" をしたことで、再び標的となりました。 ■何があったのか 詐欺の疑いで逮捕されたのは、本籍が北海道旭川市の、住居・職業ともに不詳の男(55)です。 警察によりますと、男は去年7月、詐欺グループの1人として、名前のわからない者らと共謀の上、大阪府に住む70代の男性から現金600万円をだまし取った疑いが持たれています。 男らのグループは以前にも、今回被害に遭った男性から、架空の投資名目で現金450万円をだまし取っていました。 男らは男性から、「口座の振り込み限度額に達してこれ以上振り込めない」という旨の連絡があったことから、これに便乗。 男性から"直接"カネを受け取る方法で、さらに現金をだまし取ろうと考えたということです。 ■駐車場に停めた車の中で… 氏名不詳者らは去年6月から7月にかけて、経済評論家や投資運用会社の社員を装って男性に近づき、「LINE」でさらに600万円を投資するようメッセージを送りました。 その後、投資運用会社の社員を装った男が、大阪市内の駐車場に停めた車の中で男性から現金600万円をだまし取ったということです。 ■中国籍の男らの捜査の中で明らかに この被害は、上山市に住む50代の女性から現金をだまし取った容疑などで去年12月にすでに逮捕されていた、中国籍で東京都に住む無職の男(当時35)らの捜査を進めていく中で明らかになりました。 捜査の結果、本籍が北海道の男が犯行に関与したとわかり、今月10日に東京都新宿区にいたところを逮捕しました。 警察は捜査に支障があるとして男の認否を明らかにしていません。 警察は、男の余罪や共犯者のが誰なのかなど、調べを進めています。