カンボジア特殊詐欺拠点“統括的立場”の男(38)逮捕 愛知県警

去年、カンボジアの特殊詐欺拠点で日本人29人が摘発された事件で、愛知県警は拠点の統括的立場で38歳の日本人の男を逮捕しました。 「詐欺拠点には関与していたんですか? リーダーだったんですか?」 記者の問いかけに応じることなく、うつむきながら車に乗せられる男。組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕された、佐々木裕介容疑者(38)です。 タイの首都バンコクで現地当局に身柄を拘束されていて、16日、現地の収容施設を出て日本に強制送還されました。 捜査関係者によりますと、佐々木容疑者は去年、カンボジア・ポイペトの特殊詐欺拠点で「かけ子」らと共謀し、茨城県に住む女性から現金をだまし取った疑いがもたれています。 この拠点をめぐっては、去年、「かけ子」として詐欺に関与したとして日本人29人が拘束され、その後、日本へ移送・逮捕されていました。 佐々木容疑者は、特殊詐欺拠点でグループを統括する「オーナー」のような役割で、タイに潜伏しながら遠隔で日本人を勧誘するなど、犯行を主導していたということです。 この拠点での被害額は、少なくとも十数億円にのぼるとみられています。

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