虚偽の賠償金などの名目で現金をだまし取ったとして、警視庁保安課が詐欺の疑いで、東京都文京区本駒込、職業不詳、沓沢大樹容疑者(31)や八王子市の職業不詳の少女(16)ら男女4人を逮捕したことが17日、捜査関係者への取材で分かった。 4人はマッチングアプリで知り合った男性を、バーに偽装したレンタルスペースに連れ込み、ぼったくりなどを繰り返していた匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)のメンバーで、沓沢容疑者がリーダー格とみられる。警視庁はほかにも被害があるとみて、全容解明を進める。 捜査関係者によると、4人は共謀して2月24~25日、マッチングアプリで知り合った20代男性を新宿区西新宿のレンタルスペースに連れ込み、飲食代や賠償金などの名目で現金53万8000円をだまし取った疑いが持たれている。 少女は「隠れ家的飲み屋があるから一緒に行こう」などと男性をバーを装ったレンタルスペースに誘い込み、大量の飲み物を注文したという。容疑者らは飲食代や、他の団体客がキャンセルしたことによる賠償金などの名目で計800万円超を請求。男性に消費者金融などで現金を工面させていた。 別の消費者金融の無人契約機で、男性から「男らに連れまわされてお金を借りなければいけない」などと伝えられたオペレーターが110番通報し、事件が発覚した。