知人の女の雇用先を偽って在留資格を取得し、日本に入国させたとして、警視庁国際犯罪対策課は入管難民法(虚偽申請)の疑いで、会社役員の王鵬程こと藍沢鵬程(ほうてい)容疑者(39)=東京都港区=と妻の汪抒穎こと藍沢オリビア容疑者(37)を逮捕した。いずれも容疑を否認している。 逮捕容疑は共謀し令和5年5月、中国籍で40代のベビーシッターの女=同法違反(資格外活動)の罪で起訴=について、当時オリビア容疑者が代表を務める会社で働くなど虚偽の内容で、専門職向けの「技術・人文知識・国際業務」(技人国)の在留資格を申請し、10月に日本に入国させたとしている。 国際犯罪対策課によると匿名の情報提供から、東京都港区内のマンションで在留資格がない複数のベビーシッターが中国籍の未就学児の子供数人と同居していることが発覚したという。子供の母親は数年前に仕事で来日したが、子供を残してすでに帰国。母親が面識のあるベビーシッターを入国させようと、両容疑者に相談していたとみられる。 両容疑者と女のほかに、複数の外国籍のベビーシッターや、ベビーシッターを管理していた中国籍の女も同法違反の疑いで逮捕されており、国際犯罪対策課は子供らの生活実態や詳しい経緯を調べる方針。