みちのく記念病院 患者死亡 元看護師や元理事長らを刑事告発

2023年3月、八戸市のみちのく記念病院で起きた入院患者の死亡事件を巡り、新たな動きがありました。 杏林大学保健学部の長谷川利夫教授たちが18日に八戸警察署を訪れ、病院の元看護師や運営する医療法人の元理事長たちに対する告発状を提出。 【杏林大学保健学部 長谷川利夫教授】 「きょう付で告発状の方を受理していただきました」 その後、長谷川教授たちは記者会見を開き、詳しい事情を説明しました。 【杏林大学保健学部 長谷川利夫教授】 「私自身は、このみちのく記念病院の事件というのは、(加害者が)身体拘束から免れるために人をあやめたと、それが事件の核心部分だと思っています」 長谷川教授たちが指摘するのは、看護師による入院患者への違法な身体拘束。おむつ交換の時に入院患者が暴れることを理由に、看護師が独断で拘束していたとしています。 入院患者は抵抗できない状態のまま、別の患者から歯ブラシの柄で左目まぶた付近を何度も突き刺され亡くなりました。 長谷川教授たちは、当時の元看護師を逮捕監禁罪で、さらに実態を認識していながら黙認していたとして、当時の石山隆元理事長と主治医だった石山哲医師の兄弟2人をほう助罪として告発しました。 【杏林大学保健学部 長谷川利夫教授】 「暴れるから身体拘束した。そのままの状態にしておいて、そして同室の人からめった刺しにされて、何の抵抗もできずに苦しみながら亡くなっていったわけですよ。その原因を作っているのは、その看護師だし、その人がまずちゃんと法の裁きを受けなければならないと非常に思っている」 長谷川教授たちは警察に対し「厳正な捜査を期待する」などと話しています。 また、この事件を巡っては、犯人隠避の罪で起訴されている主治医だった石山哲被告の初公判が23日に開かれます。

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