〈自動車から見つかったのは「31歳男性の遺体」…【バツイチ女性に惚れただけなのに】被害者を死に追いやった『衝撃の二股トラブル』(平成20年の事件)〉 から続く 交際相手のバツイチ女性を救おうと万引きを重ね、その金を別の男に搾取され続けた派遣社員の男性(当時31)。生活苦から死を志願した彼は、決行前夜に女性の携帯電話を見て「最悪の裏切り」を知る。なぜ男は踏みとどまらなかったのか。 平成20年、大阪で起きた事件のその後をお届け。なおプライバシー保護のため、登場人物はすべて仮名である。(全2回の2回目/ 最初から読む ) ◆◆◆ 事件の半年前、眞理子は平山に「救急救命士の試験に合格したら、ロレックスの時計をプレゼントする」と約束した。 平山がその気になったので、「勉強するから」と言われ、あまり会えなくなった。眞理子はたまに来る平山のメールに安らぎを覚え、〈寂しい思いをさせてごめんな。終わったら一緒に遊ぼう〉と言われ、それだけを心のよりどころにしていた。 ところが、平山はまったく勉強もしておらず、他の女性たちと遊びまくっていた。眞理子以上の「出会い系のプロ」だったのである。