ドイツ裁判所、「ロマンス詐欺」でナイジェリア系組織犯罪集団12人に拘禁刑

【AFP=時事】ドイツ南部ミュンヘンの裁判所は25日、交流サイト(SNS)などで知り合った相手に恋愛感情を抱かせて金銭などを詐取する「ロマンス詐欺」およびマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして起訴されたナイジェリア系の組織犯罪集団のメンバー12人に拘禁刑を言い渡した。 12人は34~55歳で、それぞれ3年4月~8年6月の拘禁刑を科された。 12人は、ロマンス詐欺による犯罪収益を資金洗浄する国際的なネットワークに関与したと認定された。 12人は身分を偽り、中東に駐留する米兵などを装ってSNSやマッチングアプリで被害者に接近。友人関係や恋愛関係にあると信じ込ませた。 その後、医療費、渡航費、通関手数料などを口実として被害者に金銭を要求していたという。 裁判所は、被害者の大半が「女性、高齢者、障害者」だったと説明した。 騙し取られた金銭はその後、ナイジェリアに拠点を置き世界中で活動している「ネオ・ブラック・ムーブメント・オブ・アフリカ(通称ブラック・アックス)」と呼ばれる組織へと送金された。 ドイツ警察は、国内情報機関による数年間にわたる捜査と監視を経て、2024年4月にこの犯罪集団を標的にした一斉逮捕に踏み切った。 バイエルン州の警察は当時、被害者らが「 いいように操られていたこと」を恥じ、名乗り出ていないケースが多数あると述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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