愛媛県の上島町は町議会議員が基準の5倍の酒を帯びて車を運転した罪で、6月1日に有罪判決を受けていたと26日に発表しました。この町議は検挙されたことを議会に報告せず、判決後の聞き取りで無罪を主張。議長は「進退を含めた真摯な対応を強く求める」としています。 有罪判決を受けたのは、上島町議会議員の亀井文男議員(78)です。 上島町によりますと、亀井町議は町内の弓削島で去年10月14日に車が脱輪した際、警察の検査で基準の5倍にあたる呼気1リットル中0.75ミリグラムのアルコールが検出され、松山地裁今治支部から6月1日、酒気帯び運転の罪で拘禁刑10カ月・執行猶予3年の有罪判決を受けました。 議会側は判決の後にほかの人からの連絡で事態を知り、15日に亀井町議に聞き取りをしたところ無罪を主張したということです。また町議の家族に26日、状況を説明したとしています。 この町議は2020年にも広島県で酒気帯び運転で逮捕されていて、前田省二議長は「町民や関係者の信頼を大きく損ない事態になり、心よりお詫び申し上げる。亀井議員に厳正な説明責任と進退を含めた真摯な対応を強く求める」としています。