「死んでいない」「絶対逃げ通してやるという走り方」八田與一容疑者(29)、4年経過も足取り掴めず 元刑事が語る捜査体制と潜伏の可能性 別府ひき逃げ殺人事件

2022年6月、大分県別府市で大学生2人が死傷した「別府ひき逃げ殺人事件」。2025年6月に殺人罪および殺人未遂罪が追加され、重要指名手配されている八田與一容疑者(29)は、事件から4年が経過したいまも足取りは掴めていない。 2026年5月時点で寄せられた情報提供は1万2871件にのぼるが、依然として逮捕に至っていない。それは八田容疑者が巧妙なのか、あるいは捜査体制の問題なのだろうか。 元徳島県警捜査1課警部・秋山博康氏は「両方です」と指摘する。「八田容疑者は今、日本一有名になったぐらいの指名手配者。変装して他人になりすましている。絶対に衣食住がいる。だから誰か騙してでも逃げ通して潜伏している。他人になりすましているので、周りの人間が気づいてない。もし気づいてかくまうと犯罪になる。犯人蔵匿とか犯人隠避罪になる」。 「今は美容整形も健康保険がいらない。この前、年間8000人の整形をされるドクターと話したら、やっぱり男性も多いし、どこの誰か分からないというのも確かにあるそうだ。警察は全国の整形の病院には一応、手配はしている」 さらに警察側の体制の問題については「全国の警察官全員が八田容疑者探しをしているかというとそうではない。発生地の大分県警であれば、殺人未遂なので捜査1課の特定された刑事が捜査する。全国警察も全員ではなく、見当たり捜査員というのがいて、1年間ずっと指名手配犯を発見する専従の捜査員。それも限られている。他の警察官は日常の仕事をしながら職務質問をして、たまたま照会すると指名手配に該当があるというのが現状」と解説した。 大分県では「もうすでに死んでいるのではないか」という声もよく聞かれたが、秋山氏は「死んでいない」と断言する。 「あの逃げ方は『絶対に逃げ通してやる』っていう走り方。私も現場近くでいろいろ話を聞きに行ったが、名前も公開されて、事故の時の車も分かっていて、すぐに捕まる事件なのにいまだに捕まらないということは『もう死んでいるでしょ』っていう感覚。だけど、海(海岸沿い)にTシャツがあった。湾になっている。飛び込んでいたら、腐敗して浮く。そして前刑についても、事件を起こして思いきり逃げている。逃げる癖があり、逃げ通してやるっていう性格だ」 今後の情報提供については「他人になりすまして潜伏している可能性は高いと思う。多分、変装して、顔は変わっているだろう。ただ、声は変わらないので、声を聞いて、情報提供してほしい」と呼びかけた。 情報提供先は、別府警察署0977-21-2131。ABEMA NEWS公式X(@News_ABEMA)のDMでも情報を募集している。 (『ABEMA的ニュースショー』より)

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