韓国警察庁、女子高生殺害事件で容疑者の父(現職警官)の証拠隠滅疑惑を監察

【07月05日 KOREA WAVE】韓国南部・光州(クァンジュ)の市街地で、面識のない女子高校生が惨殺された事件を巡り、韓国警察庁は2日、殺人などの容疑で逮捕されたチャン・ユンギ容疑者(23)の父親である現職の警察官が、事件に関連する成人用品などを無断で廃棄していたとして、当時の捜査過程を含めた監察に着手したと発表した。 光州地検などの調べによると、チャン容疑者が逮捕され、警察の捜査を受けていた期間中、同容疑者が暮らしていたワンルームマンションから、多数の等身大の成人用人形(ラブドール)や携帯電話などが持ち出され、廃棄されていたことが判明。検察の補完捜査の過程で、現職警官である父親がこれらを自宅から持ち出して捨てていた状況が浮き彫りになった。 検察は、これらの人形をチャン容疑者の性犯罪目的の殺意を裏付ける重要な証拠の一つと判断していた。一方、警察は家宅捜索の段階で人形の実物を押収しておらず、撮影した映像や鑑識結果のみを確保して事件を検察に送致していた。検察は独自の補完捜査を経て、当初の殺人容疑から、より刑の重い強姦等殺人容疑などに切り替えてチャン容疑者を起訴した。 韓国の刑法には親族間の証拠隠滅罪の処罰を免除する特例規定があるため、検察は父親を刑事処罰の対象とはしなかった。しかし、現職の警察官が重大犯罪の証拠を自ら廃棄した形となり、警察の初動捜査のずさんさと合わせて世論の強い批判を浴びている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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