中国で特殊詐欺の「かけ子」をさせる目的で知人男性を勧誘したとして、岡山西署は8日までに、職業安定法違反(有害業務目的紹介)の疑いで、福岡県久留米市梅満町、無職伊藤孝行容疑者(44)=国外移送目的略取・誘拐容疑で逮捕、処分保留で釈放=を再逮捕、岡山市北区十日市中町、会社員古泉怜容疑者(35)を逮捕した。 2人の逮捕容疑は何者かと共謀して昨年7月10~12日の間、岡山市と大阪市の飲食店で、知人の30代男性=岡山県南部=に「3カ月で1千万円くらいになる」などと持ちかけ、詐欺の実行役に勧誘した疑い。認否を明らかにしていない。 署によると、男性は古泉容疑者の知人。実際に中国に渡って特殊詐欺に関与した可能性があるという。 伊藤容疑者は今年4月、海外でかけ子をさせる目的で県内の女性を関西空港まで連れて行ったとして逮捕された後、30代男性に対する事件で逮捕、起訴された。署は2人が匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の一員だったとみて、詳しく調べている。