[ヨハネスブルク 9日 ロイター] – 南アフリカのヨハネスブルクで9日、反移民団体が外国人を自宅から連れ出し、警察に引き渡した。抗議活動が過激化しており、地域社会に恐怖が広がるとともに一部の国との関係も緊張している。 ヨハネスブルクのアレクサンドラ地区では、抗議者らが不法滞在者が隠れていると見なした家のドアを打ち破って侵入する様子をロイターの記者が目撃した。 抗議者は住民らを警察の車両まで連行。その中にはマラウイ出身の女性と幼い子どもも含まれていた。拘束された別の男性はロイターに対し、自身は合法的に滞在していると訴えた。 ソウェト地区でも反移民の抗議参加者らが棒や旗を手に町中を行進し、不法滞在者を捜し回る計画だった。9日の抗議行動のチラシの一部には「平和的な行進」の後に「戸別訪問」を行うと書かれていた。東海岸のダーバンでも別のデモが行われた。 数百万人が失業状態にある南アでは、ここ数カ月で反移民感情が急速に高まっており、反移民団体が不法移民に国外退去を求めて設定した「期限」だった6月30日には全国規模の抗議行動が行われ、多くの逮捕者が出た。