金融機関かたる詐欺相次ぐ、鳥栖市などで10件発生 カード手渡した80代女性が200万円被害も 佐賀県警

金融機関や自治体の職員を名乗って自宅を訪れ、キャッシュカードや通帳をだまし取る「預貯金詐欺」事件が佐賀県内で相次いでいる。特に鳥栖署管内の鳥栖市と三養基郡で6月以降、10件発生している。県警は「金融機関や市役所の職員がキャッシュカードを受け取りに自宅に来ることはない」と注意を呼びかけている。 鳥栖署によると7日、鳥栖市の80代女性の自宅に金融機関の職員を名乗る男から「通帳が古くなっているので取り換える」「職員が家に受け取りに行く」などと電話があった。女性は職員を装う別の男に通帳2通とカード2枚を手渡した。その後、口座から計200万円が引き出されていた。この事件に関与したとして、9日に神奈川県の男(29)が窃盗容疑で逮捕された。 役場の職員などを名乗る手口で、みやき町の80代女性と70代女性がカードをだまし取られる事件も発生している。それぞれ口座から現金が引き出される被害に遭った。 県警生活安全企画課によると、県内の預貯金詐欺事件の発生件数が昨年は6件となっている。同課は「電話で口座番号や暗証番号を聞かれても絶対に教えないで、家族や警察に相談してほしい」としている。(取材班)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする