10代の少女から携帯電話などを奪ってけがをさせたとして、警視庁は、指定暴力団稲川会傘下組織の暴力団員で住居不定の男(37)を強盗致傷容疑で逮捕し、13日に発表した。男は「弁護士と相談してから話します」としているという。 新宿署によると、男は4月1日夜、JR新宿駅東口前の広場で、少女に鋭利なものを突きつけ「アイスピック持っているんだけど、刺しちゃうかも」などと言い、少女をビンタしたり、引き倒したりして顔や腕にケガを負わせ、財布などが入ったリュックサックや携帯電話を奪った疑いがある。 男は東京都新宿区歌舞伎町の「トー横」周辺に出入りしていたとみられ、自らを「クレイジー」と称し、トー横でもそう呼ばれていたという。 署によると、少女は「トー横」に行ったことがあったといい、知人を通じて男と知り合った。事件があった4月1日は、少女が自宅に帰ろうとしたところ、男が逆上し、暴行を受けたという。 署によると、男は4月以降、覚醒剤取締法違反(使用)などの罪で起訴されていた。(平川仁)