奈良の2女性遺体遺棄事件、「車で運び一人で遺棄」容疑の男が供述

奈良市の名張川近くに女性2人の遺体が遺棄された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された奈良市法蓮町の会社員今北享宏容疑者(37)が、「2人の遺体を自家用車で運び、一人で遺棄した」という趣旨の供述をしていることが18日、捜査関係者への取材で分かった。遺体は、今北容疑者と交際していた女性とその娘とみられ、三重県警は2人に対する殺人容疑も視野に調べる方針。 遺棄された遺体のうち、1人は三重県伊賀市小田町の無職池田園美さん(44)と判明。もう1人は大学生の娘(20)とみられる。 今北容疑者は今年2月上旬、奈良市月ケ瀬の河川敷の草むらに、身元不明の女性の遺体をビニールシートにくるみ、遺棄した疑いがある。県警は、今北容疑者が現場までワンボックスカーで2人の遺体を運んだとみて、共犯者の有無も含め、慎重に調べる。 今北容疑者は池田さんと不倫関係にあったという。県警によると、今年2月6日夜、池田さんから「不審な男に乗用車内をのぞかれた」と110番通報があったほか、翌7日夜には今北容疑者から「(池田さんが)男に液体をかけられる被害に遭った」などとの110番通報が寄せられていた。池田さんが何らかのトラブルに巻き込まれた可能性もあるという。 県警が池田さんと娘の生存を最後に確認したのは2月9日で、今北容疑者がそれから1週間以内に2人の遺体を遺棄した可能性が高いという。(安田琢典)

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