セメントの架空発注で会社に1億円超の損害与えたか 元社長を逮捕

代表を務めていた生コンクリート製造販売会社に対して架空発注で1億円超の損害を与えたとして、大阪府警は22日、大阪府藤井寺市の会社員の男(49)を会社法違反(特別背任)の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 捜査2課によると、男は生コン製造販売会社「アップワン」(大阪市港区)の代表だった2021年6月~23年12月、別の生コン製造販売会社の実質的経営者と共謀し、架空発注したセメント代金の支払いをアップワン社に請求。男らが管理する架空発注先の会社名義の口座に、31回にわたり、計約1億1300万円を振り込ませた疑いがある。 府警によると、23年11月にアップワン社の調査で架空発注が発覚し、翌月に男が代表を辞任。24年9月にアップワン社から「元社長が取引先と結託して約1億円の損害を与えた」と府警に相談があったという。 府警は、男が架空発注で得た金を生活費や車の購入に充てていたとみて調べている。(黒田陸離)

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