奈良市の川岸で親子とみられる2人の遺体が見つかった事件で、三重県警は22日、司法解剖の結果を明らかにした。2人は2月ごろに死亡したと推定され、死因の特定には至らなかった。県警は死体遺棄の疑いで逮捕した会社員今北享宏容疑者(37)=同市法蓮町=が2人が死亡した経緯を知っているとみて調べている。 県警によると、17日に同市月ケ瀬嵩の名張川左岸で見つかった2人の遺体は、ほぼ白骨化していた。21日に実施した司法解剖では死因が判明せず、県警は2人が死亡した原因の特定を進めている。 遺体の1人は今北容疑者と交際していた無職池田園美さん(44)=伊賀市小田町=と確認され、もう1人は池田さんの娘で大学生の莉園さん(20)=同=とみられる。親子は2月10日以降に連絡が取れなくなっていた。 今北容疑者は2月上旬に池田さんの遺体を遺棄したとして、今月17日に逮捕された。「2人の遺体を一緒に車に載せて運んだ」などと容疑を認めている。遺棄に使用したとみられる車は、その後も通勤などに使用していたという。