運送事業を行うために必要な「緑ナンバー」を持たずに有償で荷物を運ぶ、いわゆる「白トラ」行為に関与したとして会社役員の男ら4人が逮捕されました。 逮捕されたのは鹿屋市に住む運送会社の会社役員(31)や福岡に住む会社役員(45)ら4人です。 人や物を有償で運ぶには緑ナンバーが必要ですが、警察によりますと鹿屋の運送会社は自家用車などと同じ白ナンバーで荷物を運ぶ通称「白トラ営業」でカンパチなどを有償で県外に運び元請けの福岡の運送会社から120万円を受け取っていたということです。 今年2月から3月にかけて少なくとも9回行ったとされていて、警察の調べに対し鹿屋の運送会社の3人は容疑を認めていますが、元請けの福岡の運送会社の役員は「大半が白トラとは知らずに依頼した」と容疑を一部否認しているということです。 2024年に運送業などで時間外労働の上限規制が適用され、ドライバー不足やドライバーの労働時間の問題が深刻化している現状を「2024年問題」といいます。 警察は「白トラ営業」が使われた背景に2024年問題も関係している可能性があるとして、余罪や詳しい動機を調べています。