警察官かたる詐欺で計5350万円被害 県内80代男性と60代女性

県内に住む80代の男性と、60代の女性が警察をかたった詐欺、いわゆるニセ警察詐欺の被害に遭い、あわせて5350万円をだまし取られたことがわかりました。 1月県内に住む80代の男性にかかってきた1本の電話。警察官を名乗る男は、男性にこう告げました。「あなた名義の口座に入っているお金は、投資詐欺被害者のお金であり、あなたにはマネーロンダリングの疑いがかかっている」 そして男性に対し、「今後の連絡用に」という口実で、秘匿性の高いメッセージアプリ、テレグラムをインストールさせました。そして、警察官を名乗る男は、テレグラムを通して男性と連絡を取るようになり、男性に対して次のようなメッセージを送りました。「あなたの、口座内のお金が犯罪に関係ないことを証明しなければならない。貯金を下ろして自宅に保管しなさい」 男性は、指示されるがまま現金を引き出し、受け取りに来た人物に現金を手渡すなどして、約2850万円をだまし取られたということです。 また2月、県内に住む60代の女性にも、警察官を名乗る男から「国際マネーロンダリングに関与している疑いで捜査している」という電話が――。男は、女性をメッセージアプリに誘導し、ビデオ通話で取り調べを行ったといいます。「逮捕されたくなければ、暗号資産を購入し、指定したアドレスに送金してください」 女性は、指示されたとおりに暗号資産2500万円相当を送金し、だまし取られたということです。 いずれも、警察官を名乗る人物による『ニセ警察詐欺』。県警は「警察がメッセージアプリで連絡することや、電話やビデオ通話で取り調べを行うことはないため、 警察官を名乗る人物から捜査に関する電話があった場合は、 最寄りの警察署に相談してほしい」と呼びかけています。

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