入所者に対する虐待行為があったとして、愛知県岡崎市は、障害者向け施設「グループホームイノベル井田」(同市井田町)について、障害者総合支援法に基づく行政処分を23日付で行い、発表した。新規利用者の受け入れを停止し、市からの報酬支払額も3割減額とする。期間は8月1日から3カ月間。 施設を運営するのは、食材費の過大徴収などの問題で2024年に指定取り消し処分を受けたグループホーム運営大手「恵」から、25年3月に事業を引き継いだ「イノベルヘルスケア」(名古屋市緑区)。 市によると、職員が入所者に対し、蹴るなどの暴行をしたほか、「ちゃんとやれよ」といった威嚇的な発言をした。市は、これらの行為が身体的、心理的虐待に当たると認定した。 施設では今年、利用者の少年(当時17)に対する暴行容疑で職員2人が逮捕、起訴されていた。 イノベルヘルスケアは取材に「担当者が不在で答えられない」と話した。(松島研人)