6月、佐賀市のアスパラガスハウスで農業タンクに除草剤を入れたとして40代の男が逮捕された事件。被害に遭った男性がサガテレビの取材に応じました。 【被害男性】 「本当に悪質で卑劣で、全国の農業従事者に恐怖を与えるような事案と思う」 6月中旬、佐賀市嘉瀬町で40代男性が栽培するアスパラガスが大量に枯れる被害が発生。 検査機関で調べたところ、基準値の3倍にあたる除草剤が検出されました。 【大川内】 「除草剤が入っていないアスパラガスはこのようにきれいな緑色をしていますが、徐々に除草剤が混ざり始めると、このように色が変色して、枯れているのが一目で分かります」 犯人は、同じ敷地内でアスパラを育てる農業・湊武容疑者44歳で、偽計業務妨害の疑いで逮捕・送検されました。 被害男性の農作業中を狙い、農業用タンクに除草剤を混ぜたということです。 【被害男性】 「自分の様子をうかがいながら、バレない様に、こういったかたちで入れてた」 タンクの近くには、除草剤の容器が捨ててありました。 【被害男性】 Q除草剤と書いてあるのを見てどう思った? 「全身震えました。恐怖で」 被害男性は去年も同様の被害を受け、売上が例年の半分ほどに落ち込んだといいます。 【被害男性】 「約3・4年くらい前からけんか別れみたいな感じになって、自分がここのアスパラだけをやる状況、彼からしたらここでの利益がもちろん出ない。自分が労働力にもならない。なんで邪魔だったのかなと思います。同じ一枚の土地でやってるんで」 収穫最盛期を迎えるこの時期に出荷が止まり、男性は落胆の気持ちを隠せません。 【被害男性】 「自分の個人的な意見ですけど、辞めてハウスを移設したいなというふうには思っています。ただ、もちろん費用が数千万かかるので、そこの資金はないので、とりあえずは、今のここで現状回復に努めるしかないのかなと」