合唱団の指揮者に“特別扱い”される少女…チェコ映画「ブロークン・ヴォイス」予告解禁

プラハの名門少年少女合唱団バンビーニ・ディ・プラーガをめぐる実際の事件から着想を得た映画「ブロークン・ヴォイス」の予告編がYouTubeで解禁された。 2004年、合唱団の指導者ボフミル・コリーンスキーが少女たちへの性的虐待容疑で逮捕され、1984年から2004年にかけて少なくとも49人が被害を受けていたことが明らかになった。本作では、芸術と権威性の危うい関係、合唱団という共同体で起きた沈黙の構造を、合唱団の1人の少女のまなざしを通して被害者、加害者の両面から描き出す。 名門であるカンティチェラ少女合唱団のBチームに所属する主人公・カロリーナは、選抜チームにいる姉の背中を追っていた。ある日、指揮者・ヴィテクに目を掛けられた彼女は、少しずつ“特別”に扱われるようになり、ついに正式な団員となる。予告編には、カロリーナが競争と嫉妬が渦巻く環境で葛藤する様子などが収められた。 カロリーナを演じたのは、撮影当時、役と同じく13歳だったカテジナ・ファルブロヴァー。彼女はキーン少年少女合唱団(チェコ少年少女合唱団)のメンバーで、これが映画初出演となった。劇中の合唱シーンはすべてライブ録音されたもの。ヴィテクにはユライ・ロイが扮した。 オンドジェイ・プロヴァズニークが監督・脚本を担当した「ブロークン・ヴォイス」は、9月19日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。なお本作は2025年のチェコ映画評論家賞でベスト映画賞受賞に輝き、ファルブロヴァーは2026年のチェコアカデミー賞にて主演女優賞を受賞した。 ©endorfilm s.r.o. Punkchart films s.r.o. Česká televize innogy Česká republika a.s. Barrandov Studio a.s. 2025

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