【AFP=時事】ナイジェリア警察は29日、センザンコウのうろこ12トンを中国へ密輸した容疑で国際指名手配されていた中国人の男を拘束し、中国に引き渡したと発表した。 センザンコウは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。センザンコウのうろこは中国の伝統薬に使用されているが、薬効を示す科学的な根拠は存在しない。 ナイジェリアは、センザンコウのうろこのアジア向け密売ルートにおける主要拠点となっている。 ナイジェリア警察は、野生動物の違法取引容疑で「中国人のツァイ・ジンリャン(Cai Jinlian)容疑者(42)を拘束し、上海に送還した」と明らかにした。 警察によると、ツァイ容疑者は2018年11月から2019年4月にかけて、2回に分けてナイジェリアから中国へ「キノボリセンザンコウのうろこおよそ12トン」を密輸したとされる。 ツァイ容疑者が中国からエジプトへ逃亡した後にナイジェリアへと移動したため、2020年に国際逮捕状が出されていた。 同容疑者は7月18日にナイジェリアの首都アブジャで逮捕され、7月29日に上海に送還された。 【翻訳編集】 AFPBB News