国の許可を得ていないのに車に有償で客を乗せるいわゆる「白タク行為」をしたとして静岡県富士宮市に住む82歳の無職の男が逮捕されました。同様の行為で逮捕・罰金刑を受け数日前に釈放されたばかりで、今回の犯行について「パチンコ代欲しさにやった」と供述しているということです。 道路運送法違反(自家用自動車有償運送)の疑いで8月5日に逮捕されたのは富士宮市精進川に住む無職の男(82)です。 男は7月下旬、富士宮市内で国土交通大臣から許可を得ていないのに、自身の所有する軽自動車に男子高校生4人を乗せ有償で運んだ疑いがもたれています。 警察によりますと、高校生たちは白糸の滝付近のバス停にいたところ男に車に乗るよう声をかけられたということです。 男はJR富士宮駅まで乗せていき、車を降りる際に料金の支払いを求めると高校生たちは1000円を支払ったということです。 高校生たちはその日のうちに「乗っちゃったんですけどだめですよね」と富士宮警察署に白タク行為にあった旨の相談に訪れて事件が発覚しました。 男は「パチンコ代欲しさにやった」と容疑を認めているということです。 男は7月にも白タク行為を行った疑いで逮捕されていて、その後罰金刑を命じられ今回の事件を起こす数日前に釈放されたばかりでした。 また運送に使った男の軽自動車の定員は原則4人と定められており、運転手の男を含めた今回の5人乗りは定員外乗車となるため、警察は道路交通法違反の疑いでも捜査を続けています。 男は高校生たちを乗せた際には金銭の話はせずに降り際に要求していて、最初は1人1000円(計4000円)を求めたものの、高校生が値切り全員で1000円にしていたということです。