警察は青森県内に住む40代男性が、警察官を名乗る男らに現金34万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあったと発表しました。 ■スマホに警察官名乗る男から電話…「LINEのビデオ通話で取調べをする」 八戸警察署によりますと、今年8月3日、県内に住む40代男性のスマホに090から始まる電話番号から電話があり、兵庫県警の警察官を名乗る男から 「あなた名義の口座が詐欺事件の振込先になっている」 「兵庫県に来られないのであれば、LINEのビデオ通話で取調べをする」 と言われたため、男のLINEアカウント「兵庫わ1226」を登録しました。 ■警察手帳や実在する検事の名前が記載された逮捕状… すると、LINEのビデオ通話で兵庫県警の警察官を名乗るスーツ姿の男から警察手帳や検事の名前が記載された逮捕状を見せられ、 「この検事の名前をネットで調べてほしい」と言われました。 男性がスマホで調べたところ、実在する検事の名前であることがわかり、更にその検事と名乗る男がLINEのビデオ通話に出て、ネットで見た検事の顔と同じような男が映し出され 「あなたの無実を証明するため、普段使用している口座の資金を調べさせてほしい」 「確認後、お金はすぐに返金する」 と言われました。 ■「口座の資金を調べさせてほしい」と言われ…現金を振り込むも返金されず そのため、男性はLINEの画面共有機能を使用した上、8月3日にネットバンキングで指定された大手金融機関の個人名義口座に現金34万円を振り込みました。 しかしその後、すぐに返金すると言われていた返金がなく、連絡が取れなくなったことから、被害に気づいたということです。 警察は、警察官が金品を要求することは絶対にないとして、急に電話があった後に現金を要求された場合は、事前に家族や知人、最寄りの警察署に相談して、絶対に1人で対応しないようよびかけています。