King Gnu 井口理主演映画『逃げろお嬢さん』10月2日公開 深川麻衣が逃亡中の元アイドルに

King Gnuの井口理が主演を務める映画『逃げろお嬢さん』が、10月2日より全国公開されることが決定。あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。 本作は、吉田修一の短編集『逃亡小説集』(角川文庫)に収録された『逃げろお嬢さん』を原作に、人生を支えてくれた推しを信じ、守ろうとする一人のファンの小さな奇跡の一日を描く物語。 親の仕事を継ぎ、つつましやかに温泉宿を営む康太は、ある日、元アイドルで長年推してきた鮎川舞子と偶然再会する。舞子は夫が薬物で逮捕され、自身も疑惑の中で行方不明になっていた。突然現れた舞子を前に混乱する康太だったが、これまで自分の人生を照らし続けてくれた推しである舞子に、今自分ができることを全うしようと心に決める。 King Gnuのボーカル兼キーボードとして活動する井口が、主人公・康太を演じる。なお井口が映画の主演を務めるのは、『ひとりぼっちじゃない』に続いて本作が2度目となる。 また、康太が長年推してきた元アイドル・鮎川舞子を深川麻衣が演じるほか、浅香航大、河井青葉、田中偉登が共演に名を連ねる。 監督・脚本を務めるのは、井口が主演を務めた『ひとりぼっちじゃない』で映画監督デビューを果たした伊藤ちひろ。『世界の中心で、愛をさけぶ』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』などの脚本を手がけ、近年は『サイド バイ サイド 隣にいる人』でも監督・脚本・原案を担当している。 予告編は、舞子がラジオ番組でハガキを読み上げる声にのせて、温泉宿を営む康太(井口理)の日常から始まる。舞子(深川麻衣)の夫が薬物で逮捕され、本人も行方不明になっているというニュースに驚く康太の前に、偶然舞子が現れる。「私のことご存じですか」と尋ねる舞子に「いえ、知りません!」と答える康太。推しを信じ抜くことで守ろうとする一人のファンの姿を捉えた映像となっている。 あわせて公開されたポスタービジュアルには、必死に走る康太と、そっと空を見上げる舞子のカット、そして二人がテーブルをはさんで向き合うカット、舞子の手をひっぱり歩く康太など、様々な二人の姿を切り取ったビジュアルに、「人生を支えてくれた推しに 今、僕ができることー」のコピーが添えられている。 本作の出演に際し井口は、「吉田修一さん原作の世界観と監督の持つ世界観が合わさり『逃げろお嬢さん』は美しさと滑稽さが両立した世界として描かれています」と作品の世界観を語り、「昔好きだった人、自分の人生を救ってくれた人のことをどこまで信じ守れるかがこの作品の見所になっていると思います。康太の孤軍奮闘を、みなさんに楽しんでいただければ幸いです」と、作品の注目ポイントを明かしている。 深川は自身が演じる舞子について、「舞子とは、名前も辿ってきた職種も近くて、だからこそ共感できる部分もたくさんあり、シンパシーを感じました」とコメント。 また、伊藤監督は原作との出会いに関して、「誰かの活力や支えになりたくて、人の前に立って表現していく者たち。その想いを感じ取って、応援で応える者たち。その尊い循環を、わたしはとても美しいものだと感じています」と想いを語っている。 原作者の吉田は、本作の映画化に関し、「誰かをずっと応援してきた人に訪れる小さな奇跡の物語。この小さな奇跡を伊藤ちひろ監督がきらきらと輝かせてくれた。風に揺れる金色のススキ原のようなその輝きは、井口理さんと深川麻衣さんの声や体からあふれてくる深い人間愛のようでもあり、気がつけば二人が体験する小さな奇跡を心から応援していました」とコメントを寄せている。 コメント 井口理(康太役) 伊藤監督の作品への出演は『ひとりぼっちじゃない』から始まり、今回が3作品目になります。今回は山の民宿を営む康太という役柄を演じさせていただきました。吉田修一さん原作の世界観と監督の持つ世界観が合わさり『逃げろお嬢さん』は美しさと滑稽さが両立した世界として描かれています。昔好きだった人、自分の人生を救ってくれた人のことをどこまで信じ守れるかがこの作品の見所になっていると思います。康太の孤軍奮闘を、みなさんに楽しんでいただければ幸いです。 川麻衣(舞子役) 舞子とは、名前も辿ってきた職種も近くて、だからこそ共感できる部分もたくさんあり、シンパシーを感じました。康太と舞子の2人の関係性は、周りからみたら理解できない、滑稽なものに見えるかもしれません。でも2人の間にあった確かなものを見ていると、世論や常識をとっぱらった、自分にとっての真実や本当に大切なものについて、考えるきっかけになりました。そして舞子を演じている中で、自分をただただ真っ直ぐに信じてくれる人の存在がどれほどあたたかく、心強く、その存在にどれほど救われるのかを、身をもって実感できました。長野の豊かな自然の中での撮影は本当に心地よくて、撮影の日々が今でも恋しいです! 伊藤ちひろ(監督) 誰かの活力や支えになりたくて、人の前に立って表現していく者たち。その想いを感じ取って、応援で応える者たち。その尊い循環を、わたしはとても美しいものだと感じています。いま世界で「推し活」によって輝きを増す人が広がるなかで、わたしは「応援すること」の本質について考えるようになり、そんなとき吉田修一さんの短編小説に出会うことができました。この物語には、生きていく間にわたしたちがいくつか通る愛の触れ合いの、そのひとつが描かれていると感じています。康太と舞子は、自分が貰った愛に応える。その愛は、励ましです。人から受け取ったエネルギーに励まされ、それが巡る。誰かのひとつの過ち、世間の枠からはみ出た者に対して、攻撃することよりも応援することのできる人がいる。真相を知ろうと弄って好奇心を満たすよりも本質を信じる気持ちを大切にできる人がいる。そういう人たちの心の美しさを映画に残したいと思いました。『逃げろお嬢さん』はそんな静かで確かな愛の循環を描いた映画だと思っています。 吉田修一(原作者) 誰かをずっと応援してきた人に訪れる小さな奇跡の物語。この小さな奇跡を伊藤ちひろ監督がきらきらと輝かせてくれた。風に揺れる金色のススキ原のようなその輝きは、井口理さんと深川麻衣さんの声や体からあふれてくる深い人間愛のようでもあり、気がつけば二人が体験する小さな奇跡を心から応援していました。

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