5月に上三川町で起きた強盗殺人事件から14日で3か月を迎えます。実行役とされる少年4人が当時高校生で、以降、闇バイトの防止を呼びかける活動が各地で行われていますが街の高校生はどのように感じているのでしょうか。 2026年5月14日に上三川町上神主の住宅で1人が亡くなり2人が大けがをした強盗殺人事件。実行役として現場にいたのは当時16歳で高校生の少年4人でした。事件は指示役とされる竹前海斗被告(28)と妻の美結被告(25)が逮捕、起訴され、主導役とされる益田和彦容疑者はいまだ行方が分かっていません。実行役の少年を勧誘した18歳の男も含めこれまでに5人の10代が逮捕、起訴されている今回の事件は社会に大きな衝撃を与えました。 今回の事件で指示役から少年らに対し高額報酬の約束があったという話があり、「闇バイト」という言葉が改めて頻繁に聞かれるようになりました。県内の学校などでも闇バイト防止を呼びかける活動が行われていて7月、県青少年育成県民会議は高校2年生を対象にしたアンケート調査を実施し約8千件の回答を得ました。回答のうち99%が「闇バイトという言葉を聞いたことがある」と答えていてさらに「実際に勧誘を受けたことがある」という回答が15%にのぼりました。またアルバイトに関する民間の調査では10代の若者のうち3割がSNSを使って仕事を探していると回答しました。闇バイトは待遇の良さをうたいSNSで募集することが多く身近なリスクへの注意が必要です。夏休み中の今、街の高校生にリアルな声を聞きました。 (高校生は・・・) 「闇バイトは怖い。」 「自分と年が変わらないけど危ないことをする人もいる。闇バイトは身近なことだと思う」 「10代は世間を知らないから狙いやすいのだと思う」 「SNSで詐欺の広告が回ってくることがあるので気を付けている」 「先輩に誘われてもきっぱり断ろうと思う。周りに流されずに生きていきたい」 SNSの利用中に募集広告を見かけたことがあるといった声も聞かれました。警察庁によりますと闇バイトの勧誘が疑われるXの投稿に対し33の都道府県の警察が去年7万件を超える警告を発していたということです。警告後に削除された投稿が目立つものの不審な書き込みはやまないといいます。闇バイトの結びつきなどから全国で頻発している匿名流動型犯罪グループ=トクリュウによる犯罪。SNSが犯罪の実行役集めに使われ続けている実態が改めて浮き彫りになり、社会全体での対策が急がれます。