指宿市の水迫畜産が、不適正に表示した牛肉をふるさと納税の返礼品として販売していた問題で18日、会社の元取締役が逮捕されました。 食品表示法違反と詐欺の疑いで逮捕されたのは、指宿市の水迫畜産の元取締役、水迫 政輝容疑者(55)歳です。 警察によりますと、水迫容疑者は2023年、ふるさと納税の返礼品として送付する商品の発注を受けた際、他の県産の牛肉を加工して製造した商品を「鹿児島産」と偽り販売し、県内の会社から現金合わせて約145万円をだまし取った疑いがもたれています。 農林水産省などによりますと、水迫畜産は2023年1月からの約1年間、「交雑種」や「ホルスタイン」の牛肉に「黒毛和牛」と表示したり、原産地や個体識別番号を正しく表示せずに販売。不適正な表示があった約27トンの牛肉が、県内8つの自治体のふるさと納税の返礼品になり、農水省や自治体が立ち入り検査を実施していました。また、食品表示法違反の疑いで県警による家宅捜索も行われていました。 水迫容疑者は調べに対し「意図して偽装したわけではない」と 容疑を否認しているということです。