株式投資を装う手口の特殊詐欺に遭い、高知市の70代男性がわずか2か月の間に2900万円をだまし取られたことが分かりました。 この事件で高知県警は受け子2人を逮捕しています。 県警によりますと、2025年10月頃、高知市の70代男性がスマートフォンに表示された株の広告を開いたところ、コミュニケーションアプリで吉川投資グループと名乗るアカウントとつながりました。 このアカウントからIFMインベスターズという実在する会社とデイトレードするための口座開設やアプリの登録を求められ、男性が指示に従うとアプリ上で資金が増えたため、投資資金を渡すようになります。 1回目は2025年12月8日自宅に金をとりに来た男に100万円を渡し、4日後に400万円、2026年1月6日には1000万円、1月10日に200万円、1月22日に1000万円、その後は2回にわたり100万円ずつ振り込みます。 金をとりにくる男は毎回異なり、領収書も渡されていました。 しかし、1000万円をとりに来た男を他県の警察が別の特殊詐欺事件で逮捕したことで、総額2900万円に上る男性の被害が発覚しました。 県警は2026年2月、男性の自宅に800万円を取りに来たマレーシア国籍の住居不定無職・チャン テック イー容疑者(42)を詐欺未遂の疑いで逮捕し、8月20日、1月に200万円を受け取った滋賀県近江八幡市の無職・西澤順一容疑者(63)を詐欺の疑いで逮捕しました。 両容疑者とも容疑を認めていて、チャン容疑者は「中国人とみられる者からテレグラムで指示を受けた」と供述しています。 県警は両容疑者とも受け子で、事件はトクリュウによるSNS型投資詐欺だとして 全容解明に努めるとしています。