長崎県の時津署などは20日、高齢女性の預金口座から現金約396万円を引き出し盗んだとして、窃盗の疑いで、今年2月の衆院選長崎3区に中道改革連合公認で立候補し、落選した元西海市議の男性容疑者(43)を逮捕した。 逮捕容疑は1月8日から5月25日まで15回にわたり、長崎市内の銀行のATMなどで高齢女性の通帳を使って現金計約396万円を引き出し、盗んだ疑い。 中道は同容疑者が今年6月に離党しているとした上で「支援者や関係者の皆さまに申し訳ない。深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。 同署によると、同容疑者は介護関連の事業を営み、女性はそのサービスの利用者だったという。同容疑者は昨年11月から女性宅に出入りしていた。女性が今年6月、「介護に来ていた男から現金を盗まれた」と同署に被害を届け出ていた。 同容疑者は通帳の暗証番号を知っており、「頼まれて引き出したのは間違いないが、下ろしたお金は全て本人に渡した」と容疑を否認しているという。 同容疑者は2013年の西海市議選で初当選し、2期務めた。21、25年の同市長選にも立候補したが、いずれも落選している。