大分県杵築市の70代女性が現金計2650万円をだまし取られた特殊詐欺事件で、警察は29日、このうち1400万円をだまし取った疑いで、大阪市の20歳の男を逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市の職業不詳の男(20)です。 警察によりますと、男は4月下旬から5月上旬にかけ、別の人物と共謀して警察官などになりすまし、杵築市の女性(70代)の自宅に電話をかけました。 そして、「あなたの個人情報が漏れ、被害が出ている。無罪を証明するため、銀行口座から出金した紙幣番号を調べる必要がある」などとうそを言い、5月7日、女性に現金1400万円を入れた紙袋を自宅駐車場に置かせ、だまし取った疑いが持たれています。 女性は同様の手口で振り込みを繰り返していて、被害額は計2650万円に上っていました。 男と連絡が取れなくなったことから女性が5月11日に被害届を出し、警察が防犯カメラの映像などから容疑者を特定したということです。 警察は男の認否について、明らかにしていません。 男は特殊詐欺グループの現金を受け取る「受け子役」とみられ、警察は共犯者の特定や余罪について捜査を進めています。