駐車場で焼酎600ミリリットル「これくらいなら」…小学校教諭が飲酒運転、中央分離帯に衝突 鹿児島県教委が停職処分

駐車場で焼酎600ミリリットル「これくらいなら」…小学校教諭が飲酒運転、中央分離帯に衝突 鹿児島県教委が停職処分
南日本新聞 2020/9/11(金) 8:55配信

 鹿児島県教育委員会は10日、飲酒運転した姶良・伊佐地区の小学校男性再任用教諭(61)を停職6カ月の懲戒処分にした。教諭は同日付で依願退職した。人身事故を起こした南薩地区の中学校男性教諭(31)は戒告処分とした。懲戒処分は本年度4、5件目。

 県教委によると、小学校教諭は7月9日午後8時ごろ、飲酒後に鹿児島市中央町で乗用車を運転し、市電軌道敷内の中央分離帯に衝突した。買い物先の駐車場で焼酎600ミリリットルを口にした。「これくらいなら大丈夫と思った。教育者の資格はなく、人間性が欠如していたと深く反省している」という。

 中学校教諭は昨年6月15日午後4時半ごろ、同市紫原の交差点で乗用車を運転中に居眠りし、対向してきたミニバイクの高齢女性と衝突。2週間のけがを負わせた。「発進して衝突するまでを覚えていない」と話しているという。

 県教委教職員課は「全ての学校職員が真摯(しんし)に受け止めるよう改めて指導する」とコメントした。

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