児相で一時保護された10代女性にわいせつ行為…元職員の男に懲役3年・執行猶予5年
MBSニュース 2022/10/17(月) 17:25配信
和歌山県の児童相談所で、一時保護されていた10代の女性にわいせつな行為をしたとされる元職員の男に対して、和歌山地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、和歌山県子ども・女性・障害者相談センターの元福祉主事・浅野紘平被告(30)は、去年5月〜8月にかけて、和歌山市の児童相談所の施設で入所していた10代の女性に複数回にわたってわいせつな行為をしました。浅野被告はこれまでの裁判で起訴内容を認めていて、検察は懲役3年を求刑していました。
10月17日の判決で和歌山地裁は、「入所児童の安心安全を確保すべき立場にあったにもかかわらず、立場を利用した卑劣で執ようかつ悪質な犯行」などとして、浅野被告に懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
起訴されたのは、児童相談所の機能を持つ、県子ども・女性・障害者相談センターの元福祉主事、浅野紘平被告30歳です。
起訴状などによりますと、浅野被告は、去年5月から8月にかけて、18歳に満たないと知りながら職員としての立場を利用し、児童相談所に一時保護されていた県内の当時14歳の少女に、6回にわたってわいせつな行為をさせた、児童福祉法違反の罪に問われています。
「容疑者は6年前の7月、隣接する奈良県生駒市の路上で帰宅途中の当時22歳のアルバイト女性に背後からわいせつ目的で近づき、頭を両手でつかんで押し倒すなどした暴行容疑で逮捕されている。逮捕後に余罪も発覚。やはり路上で当時47歳の会社員女性の背後から手で口をふさぎ“騒ぐな。殺すぞ”と脅迫したわいせつ未遂で再逮捕された。容疑者は当時会社員で、いずれも深夜0時前後の犯行だった。女性に抱きつきたかったようだ」
また、この施設に入所する別の少女がNNNの取材に応じ、浅野容疑者から、わいせつ被害にあいそうになったと証言した。
「急に上に乗っかってきて、それで『こんなことが好きなんやろ』と問いかけてきたこともあって、ちょっとこういう人はおかしいんかな」(入所する別の少女)
一時保護していた10代女性にわいせつな行為をしたとして、和歌山県警少年課と海南署は16日、県子ども・女性・障害者相談センター(児童相談所)の福祉主事、浅野紘平容疑者(29)=和歌山市=を児童福祉法違反(淫行=いんこう=させる行為)の疑いで逮捕した。逮捕容疑は2021年5〜8月にかけて複数回、和歌山市の児相施設内で、入所していた10代女性にわいせつな行為をしたとされる。「そんなに回数はやっていない」などと容疑を一部否認しているという。