パワハラ:三股町教育長が陳謝 職員や校長に暴言 /宮崎
毎日新聞 2012年12月21日(金)15時40分配信
三股町の岩崎健一郎教育長(65)が20日、部下へのパワーハラスメント(嫌がらせ)と疑われる言動で教育行政を混乱させたとして、開会中の町議会本会議前に陳謝した。前日の一般質問で、町議が事実関係をただしていた。
町によると、岩崎教育長は6月に就任。町教委の職員に「降格するぞ」などと言って机をたたいたり、小学校長に「ばか野郎」などと大声で怒鳴ったりしたとしている。職員が9月に副町長に相談。報告を受けた木佐貫辰生町長が岩崎教育長に態度を改めるよう注意したほか、教育委員会も先月13日に臨時会を開き、言動を改めるよう促したという。
岩崎教育長は取材に対し、「児童、生徒のためにとの考えだったが、至らないところが多々あった。今後は話をよく聞き、理解して職員をまとめたい」と話した。【重春次男】
12月21日朝刊