愛知県一宮市で19歳の女性とみられる遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された元交際相手の男が、「女性との関係に悩み、首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 18日朝、送検された、愛知県豊田市の無職・藤井貴也容疑者（24）は、去年8月からことし4月16日までの間、一宮市に止めていた車の中に、女性の遺体を遺棄した疑いがもたれています。 捜査関係者によりますと、遺体は、藤井容疑者と交際していた、岐阜県に住む、19歳の女性とみられていますが、藤井容疑者が、「女性との関係に悩み、去年8月、首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 また、女性は、岐阜県内の警察署に、「別れ話をしたら脅された」などと、交際をめぐるトラブルについて、去年、複数回相談をしていたということです。 警察は、捜査本部を設置し、殺人容疑も視野に、調べを進めています。