「プレゼントをあげるから後ろを向いて」…韓国の10代少年、8カ月かけて殺害計画

【04月19日 KOREA WAVE】2024年12月25日夜、韓国・慶尚南道泗川市(キョンサンブクド・サチョンシ)のマンション駐車場で、10代の女子高校生が同年代の少年に殺害された。2人はSNSを通じて4年間交流していたが面識はなく、この日が初対面だった。 少年は「プレゼントをあげるから後ろを向いて」と言って女子高生に後ろを向かせ、首を9回、さらにまだ意識のあるところ腹部を8回刺して死亡させた。 動機は根拠のないうわさによる嫉妬だった。少年が女子高生に恋人ができたと誤解したのだ。 殺害を決意した少年は8カ月もかけて綿密に計画を練り、凶器やガソリンをネットで購入していた。 事件当日には江原道(カンウォンド)からバスで泗川へ移動。女子高生は繁華な場所で待ち合わせたいと言ったが、少年は人目のつかない駐車場に誘い出した。そこには事前に凶器を隠してあった。 少年は犯行後に自殺を試みたが軽傷で、警察に逮捕された。検察は「残虐で計画的な犯行だ」として、少年法上の最高刑である懲役20年と電子監視装置20年、保護観察5年を求刑している。 女子高生の母親は「娘は一人っ子だった」と涙ながらに訴え、少年犯罪に対する処罰強化を求める声も上がっている。判決は2025年5月1日に昌原(チャンウォン)地裁晋州(チンジュ)支部で言い渡される。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする