警察官名乗り電話「マネロンの金の動きを確認」 指定先に49万円送金、69歳男性が詐欺被害 神戸

20日午後、神戸市灘区に住む団体職員の男性(69)が「警察官を名乗る男に現金49万円をだまし取られた」と兵庫県警生田署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、20日午前10時半ごろ、男性の携帯電話に「警視庁捜査2課」を名乗る男から「あなた名義のキャッシュカードが詐欺グループの主犯格の自宅から発見された。兵庫県警が捜査をしている。あなたに逮捕状が出ているが、協力して」などと電話があった。 続いて、県警の警察官をかたる男から「マネーロンダリングなどの金の動きを確認する必要がある」などと電話があった。男性はインターネットバンキングで指定された口座に現金を送金した。男は当初、振り込んだ現金はすぐに返すと説明していたが、返却されなかったため、男性が「警察本部に行く」と伝えたところ電話が切れたという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする