警察官をかたる特殊詐欺の被害が愛知県で急増していることから、大村知事が注意を呼びかけました。 (愛知県 大村秀章 知事) 「特殊詐欺の手口は簡単には見破れないほど巧妙化しており、誰もがターゲットになる可能性がある」 愛知県内では、ことしに入り特殊詐欺の被害が急増していて、先月末までの被害額は去年の同じ期間の倍近い約13億6000万円に上っています。 最近は警察官を名乗って「逮捕状が出ている」などと不安をあおり、資金調査などの名目で金をだまし取る手口が主流になっているほか、実在する警察本部や警察署の電話番号を表示させる新たな手口も確認されています。 大村知事は、警察の番号が表示されてもすぐに信用せず、不審に思ったらいったん電話を切って、かけ直してほしいと呼びかけました。