4月22日、京都市内で「白タク行為」をしたとして、ネパール国籍の男が逮捕されました。 道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは、飲食店経営で大阪府豊中市のネパール国籍のラム・プラサド・ガイル容疑者(45)です。 警察によりますと、ガイル容疑者は4月22日、無許可でアメリカ国籍の男女2人を乗せ、京都市伏見区内を走行し、タクシー営業をした疑いがもたれています。 「白ナンバーの車両が複数の外国人を乗せている」という情報提供を受け、同日、京都市の観光地・伏見稲荷大社の駐車場から出てきたところを警察官が引き止め職務質問を行い、乗客のスマホを確認したところ、乗客が来日前に日本円にして約7万円を運送代金としてカード決済していたことがわかり、犯行が発覚したということです。 ガイル容疑者は警察の取り調べに対し「お金をもらうつもりでお客さんを乗せたことに間違いない」と容疑を認めているということです。 警察は、大阪・関西万博の開催などで訪日外国人が増え、白タク行為が増える可能性があることから、今後も取り締まりを強化していく方針だということです。