【危険行為】自転車で急ブレーキ掛け後続車妨害した疑い65歳男逮捕…被害者語る恐怖(静岡・清水町)

自転車に乗り、急ブレーキを掛けて後続車の通行を妨害したとして、23日、65歳の男が逮捕されました。妨害を受けた被害者が語ったこの危険な運転の一部始終とは…。 4月21日、午前8時半ごろ、清水町で撮影されたドライブレコーダーの映像です。 車道のど真ん中を堂々と走る自転車。 後ろを少し振り返ると…突然車の前に出て進路を妨害。 さらに、車が自転車を避けるため追い抜こうをすると、大きく蛇行し、危険な運転を繰り返したのです。 この自転車の後ろを車で走っていた被害者に当時について聞くことが出来ました。 (被害者) 「事故にならなくて良かったと思います。ほかの車もね、対向車の方にも、はみ出てましたから、対向車だったら怖いですよ、本当に」 しかし、危険な運転はこれで終わりではありませんでした。 その後も、車の前を走り続ける自転車。 後ろを少し振り返ったかと思うと…。青信号の前で突然停車。 車も急ブレーキでなんとか衝突を避けました。 さらに、男がポケットから取り出したのは…携帯電話。そのまま30秒ほど通話をしての妨害を続けたのです。 (被害者) 「青なのに突然停まって、それも、車道のちょうど真ん中なので追い越すこともできず」「電話をしてたんです。青なのに」「2、3分はしてたように感じましたけど、長く感じますね」 現場は、三島と沼津を結ぶ生活道路で、近くには観光名所の柿田川や商業施設などもあります。 (勝俣 宜彦 記者) 「交通量が多いこの道路ですが、自転車に乗った男は、約300メートルに渡り、女性の運転を妨害をしたということです」 この運転が目撃された午前8時半ごろは、通勤時間のため、交通量が増す時間でもあります。一歩間違えば、大事故にもつながりかねない危険な行為。 警察は、23日、この自転車を運転していた近くに住む職業不詳で65歳の男を道路交通法違反の疑いで逮捕。自転車に乗り、急ブレーキを掛けて、後続の車の通行を妨害した疑いが持たれています。 容疑者の男は、警察の調べに対して「間違いない」と容疑を認めているということです。警察は、他にも余罪がないか詳しく調べています。

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