交際相手の左手薬指を切り落としたとして、大阪府警曽根崎署は23日までに、傷害の疑いで大阪市北区、無職佐藤紗希容疑者(23)を逮捕した。署によると、指はガラス瓶に入れられ、容疑者宅の冷蔵庫から見つかった。「男性が自分で切り落とした」と容疑を否認している。 逮捕容疑は昨年10月19日午後5時45分ごろ、集合住宅の一室で、当時交際していた20代男性の左手薬指の先端をおので切断した疑い。 署によると、2人は2023年5月ごろに交際を始め、昨年7月ごろから同居。今年1月、容疑者が男性とのトラブルで110番通報し、駆け付けた署員に男性が「薬指を切断されたことがある」と話したことから被害が判明した。 男性の通帳やスマートフォンは容疑者の金庫で管理されていた。容疑者は薬指のほかに乳首も切り落とした疑いがあり、携帯電話には切断された部位の写真が保存されていたという。 署は2月18日、男性の顔にけがを負わせたとして傷害容疑で容疑者を逮捕。その後、薬指や乳首を切断したとして同容疑で2回逮捕された。