道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕された男性(71)=南さつま市金峰町尾下=について、鹿児島区検は25日までに過失傷害の罪で略式起訴し、鹿児島簡裁が罰金50万円の略式命令を出した。鹿児島地検によると、ひき逃げ容疑は不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。いずれも22日付。 起訴状などによると、3月28日午後5時40分ごろ、鹿児島市小松原1丁目の国道225号で軽乗用車を運転中、左側を走っていた鹿児島市の高齢女性のミニバイクと衝突して転倒させ、高次脳機能障害の後遺症を伴う外傷性くも膜下出血など約3カ月のけがを負わせたとされる。