いわき市の住宅で50代男性がガソリンをかけられた殺人未遂事件で、逮捕された同市常磐白鳥町竜ケ崎、81歳男は実の娘で被害男性の妻の50代女性にも同様にガソリンをかけていたことが25日、いわき中央署などへの取材で分かった。男は「2人とも殺すつもりだった」と容疑を認めているという。 同署によると、男は携行缶の中に入ったガソリンをバケツへ移して運び、コップを使って2人にかけた。ライターは服のポケットに仕込んでいたという。3人はこの住宅で10年以上にわたって同居していた。 同署は生活上のトラブルがあったとみており、事前にガソリンを用意していた可能性もあるとして、計画性の有無や詳しい動機を調べている。 同署は25日、娘夫婦2人に対する殺人未遂の疑いで男を送検した。