傷害の疑いで逮捕・勾留され、先月16日に釈放された女優の広末涼子(44)が2日夜、自身の公式サイトを通じ、当面の間の活動休止を発表した。 公式サイトでは所属事務所が、まず「このたびは、関係者の皆さまそして応援してくださっているファンの皆さまに、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、改めて心よりおわび申し上げます」と謝罪した。 そして「4月16日の勾留解除後、広末は都内の医療機関に入院し、双極性感情障害および甲状腺機能亢進症と診断されました。現在も医師の管理のもと治療を継続しております。今後も通院を続けながら自宅療養を行ってまいります」と病名を明らかにした。 その上で「広末本人はもちろん私たち周囲も、本人の不調や苦しみを、『体調不良』といった言葉で済ませてしまっていたことを、今回の事案を通じて深く反省しております。当面の間、広末はすべての芸能活動を休止し、心身の回復に専念いたします」と報告した。 さらに、今回の事件、事故については「病気によるものとすることで責任を回避する意図は一切なく、警察の調査には引き続き誠実に対応してまいります。今後の状況や体調を見ながら、改めて皆さまにご報告をさせていただく予定です」としている。 また、病名についても「正確なご理解のもと冷静に受け止めていただくとともに、病気に関する過度な詮索や臆測による報道・投稿はご遠慮いただけますよう重ねてお願い申し上げます」と呼びかけた。 広末は、先月8日に新東名高速道路で事故を起こした後、搬送先の病院で看護師を蹴ったり引っかいたりしてけがをさせた傷害の疑いで逮捕、送検されたが、被害者との間で示談が成立したこともあり、釈放された。 ※写真は資料