佐賀市の老人ホームに入所する８７歳の男性が２日、腎破裂などのけがを負い搬送先の病院で死亡しました。 警察はこの老人ホームの介護士の男を傷害容疑で逮捕し詳しく調べています。 警察によりますと２日午前８時過ぎ佐賀市の病院から警察に「老人ホームから緊急搬送された患者が死亡した」と通報がありました。 死亡したのは佐賀市北川副町の老人ホームに入所していた柳瀬忠雄さん（８７）で外傷性の腎破裂や多発肋骨骨折などの傷害を負っていました。 警察はその後の捜査で佐賀市の介護士、下津浦弘平容疑者（３５）を傷害の疑いで逮捕しました。 調べに対し容疑を認めていて、警察は死因の特定を進めるとともに、容疑を傷害致死に切り替えることも視野に捜査を進めています。