Google検索に基づく世界各国の人気職業ランキングでもTOP20に入るなど、注目を集める「YouTuber」。先日、インフルエンサーのエヴァン・リー(EvanTube)と彼の家族は、初期に多くのチャンネル登録者を集め、名声の絶頂期には莫大な収入を得ていたことを明かした。 2011年9月に『EvanTube』を開設し、2025年4月30日時点で700万人ものチャンネル登録者を擁するエヴァン・リー(19歳)。2011年10月、フリーランスのビデオグラファーで父親のジャレッド・リーが、5歳のエヴァンのためにビデオゲーム『アングリーバード』のキャラクターを粘土で作ったことがきっかけで、ホームビデオの制作を始めることに。 エヴァンは、目の前に並べられたそれぞれのキャラクターの特別な力を真剣に説明。先日『The New York Times』のインタビューに応じた彼は、なぜ自分のYouTubeチャンネルを持ちたいと思ったのかは思い出せないものの、父と一緒にパソコンの前に座り、『EvanTube』という名前を選んだことだけは覚えていると語った。 エヴァンとジャレッドは、動画をアップロードしたことを忘れていたが、数カ月も経たないうちに再生回数は7万回に達し(2025年4月30日時点では1100万回を超えている)、おもちゃで遊ぶことで有名な“初期のキッズ・インフルエンサーのひとり”となった。 そして人気YouTubeチャンネルとなった『EvanTube』は、Google広告の収入だけで10万ドル(約1,420万円)の収益をあげた月もあり、最も人気があったときには年間で100万ドル(約1億4,250万円)〜200万ドル(約2億8,510万円)も稼いでいたという。 エヴァンが9歳になった2014年、『EvanTube』の登録者数は100万人を突破。翌年、同チャンネルのおかげで一家は、家族信託、貯金、529プラン(学資積み立てのためだけに設けられた公的貯蓄制度)、クーガンアカウント(子役が稼いだ収入の一部を成人になるまで保護するために設けられた口座)を開設することができたという。 そして会計士の指示に従い、一家は300万ドル(約4億2,800万円)の6ベッドルーム、7バスルームのヴィラを購入したとのこと。