大阪市西成区で小学生7人が車にひかれ、男が殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、男が「苦労せずに生きている人が嫌だった」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 東京都東村山市に住む無職の矢沢勇希容疑者は、今月1日、大阪市西成区で下校中の小学生7人をレンタカーでひいて殺害しようとし、重軽傷を負わせた疑いがもたれています。 矢沢容疑者は調べに対し、「すべてが嫌になったから小学生をひき殺そうとした」と容疑を認めているということですが、その後の捜査関係者への取材で、「苦労せずに生きている人が嫌だった」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。 警察は、矢沢容疑者が社会に対して一方的に恨みを募らせ、無差別殺人を思い立った可能性があるとみて、詳しい動機などを調べています。