「パニックになった」同乗者が出頭 8人負傷の飲酒運転事故 神奈川

神奈川県横須賀市で5日昼前、乗用車が追突するなどして計8台を巻き込み、乗用車の運転手が道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された事故で、現場から立ち去った同乗者が同日夜に出頭していたことがわかった。県警は、酒気帯び運転を知りながら同乗していた疑いもあるとして、同法違反(酒気帯び運転同乗)容疑で在宅で捜査している。 横須賀署によると、同乗者は横浜市の20代男性で、5日午後10時台に横浜市内の署に出頭。「口から出血し、パニックになってその場を離れた」と話しているという。 事故は京急横須賀中央駅近くの繁華街で起き、乗用車が追突したり対向車線にはみ出したりするなどして8台を巻き込み、8人が軽傷を負った。 同署は大阪市浪速区、自称会社員野中雅仁容疑者(31)を道交法違反容疑で現行犯逮捕。呼気から基準値の約3倍のアルコールが検出されており、同署は危険運転致傷の疑いも視野に酒を飲んだ経緯などを調べている。(足立朋子)

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